役職にある人や正社員は数年おきに転勤を命じられることもある

大手運送会社は、一般的に中小の会社と比較してドライバーの基本給や各種手当の金額が高く、ボーナスの支給回数も多い傾向があります。また、採用後に十分な教育の機会があり、業務未経験者からベテランまで不安なく業務に取り組むことも可能です。一方で、企業の事業規模や営業エリアによりますが、一定の役職にある人や正社員のドライバーは、数年おきに転勤を命じられることもあり、新しい職場での人間関係に悩んだりルートを一から覚え直さなければならなかったりというデメリットもあります。なお、頻繁に転勤がある会社においては、マイホームの購入のタイミングを判断するのが難しいことがあるため、求職中から自分の将来のライフプランについて考えておくことが大事です。

時期によって長時間の残業や土日祝日の出勤を任されることもある

大手運送会社で正社員のドライバーとして就職をする場合には、時期により長時間の残業や土日祝日の出勤を任されることもあり、生活のリズムが不規則になることに悩む人も珍しくありません。そのため、仕事とプライベートを上手く両立させるには、ドライバーの配置にゆとりがあるところや、一日に担当する荷物の量が適切なところを勤務先に選ぶのがおすすめです。また、年齢や体力、経験などによりますが、連続で長時間のトラックの運転をする際は、眠気や体の疲れにより運転に集中ができないケースもあります。そうした問題を防ぐうえで、求職中に各社のドライバーの勤務シフトに注目をして、休憩時間や仮眠時間をしっかりと確保できるか判断することが重要です。